正しいシャンプー方法

シャンプーの目的として、水では落としきれない皮脂や科学部質(パーマやカラー剤の残留物)、ワックスの除去などがある。

多くの髪トラブルは間違ったシャンプー方法によりこれらが落としきれず起こる場合がほとんどで、目的に応じて適切な方法が必要である。

まず一般的な方法だが、シャンプーする時は基本「よく濡らす」ことと「2度洗い」が鉄則である。

きちんと濡らすことで洗いムラを防ぐと共に、適切な泡を立てる土台をつくる。
さらにお湯で1、2分程度流すだけで汚れの6~7割は落ちるので、シャンプーの効率も良くなる。

次に、シャンプーは2度洗いすることで初めて良質な泡を立てることができる。
誰しもが経験のある泡立ちの悪さの多くは髪の毛表面に皮脂や油分が残っていることが原因である。

1度目のシャンプーは髪の毛表面の汚れを落とすことを目的とし、もみ洗後にすぐに流す。
2度目に立てた泡で今度は頭皮をゴシゴシ擦らず、優しくマッサージするように洗う。

最後にトリートメントだか、これは頭皮につけてはいけない。
トリートメントの成分のほとんどが油の為、せっかく綺麗に洗い上げた頭皮にもう一度油をのせるようなイメージである。

トリートメントは毛先のみにつけることが望ましい。

市販と専売の違い

1409575432979市販のシャンプーと美容室専売のシャンプーとではどのような違いがあるのか。

市販のシャンプーには商品そのものの値段の他に「広告料」と「仲介料」などのコストが発生している。
有名な女優を起用してCMなどを放映すれば、それだけ「広告料」にかかる費用は莫大なものになる。
さらに、製造後は問屋などの複数の仲介業者を経由した後に店頭に並ぶ為、商品自体の原価は店頭価格の半分以下だと言われている。

美容室の専売シャンプーはそれらのコストを限りなく押さえられ棚に並ぶ。
一般的にこれらの商品はメディアで一切CMを行わない。
ほとんどが口コミや芸能人のブログ、その他SNSなどで知名度を上げる。

ではなぜ、余計なコストを押さえているのにも関わらず、市販の数倍~数十倍の値段で取引されているのか?
答えは「原料価格」にある。

市販のものと専売のものとでは原料品質に天と地ほどの差がある。
シャンプーの元となる洗剤、シリコンなど、専売品に使われている原料はどれも希少なものばかりで、その分、髪の毛に与える効果も絶大である。

毎日使うものだからこそ市販と専売、どちらを選ぶかで数年、数十年後の髪の毛に結果が出る。
いくつになっても綺麗で健康な髪の毛をキープするには勇気を出して専売のシャンプーを選ぶしかない。

リンスインシャンプー

入浴施設やレジャー施設などでよく見かけるリンスインシャンプーだが、実はあまり良いものではないということを知る人も多いのではないだろうか。

本来、シャンプーは洗剤の類いであり、皮脂や汚れを落とすために用いられる。
リンスは髪の毛表面をコートすることで、ツヤとハリを与える。

これら2つが混ざるということは正しい汚れの落としかたができないということになる。
たしかに髪の毛そのものには「洗いながら守る」という表現も使われていており、洗い上がりの指通りはサラサラしている。

もともと髪の毛表面のホコリやチリといった自然界の汚れなどはシャワーで念入りに流せば8割ほど落ちると言われ、残りの皮脂や油を落とすためにシャンプーが用いられる。

「落とす」ことに関しては純粋な洗剤が最も効率的で、ここには「保護」や「コート」といった効果が加わると汚れの落ちが悪くなる。

これらは別々に使用することで初めてそれぞれの役割を果たす為、混ざり合うということでは十分に効力を発揮できないのだ。

汚れを落とさなければ、頭皮は窒息と同じ状態になり、抜け毛や脱毛の原因につながる。
十分に汚れが落とせないまま、それらを保護、コートするということは、汚れを次々と重ねていることになり、トラブルのリスクを高めていることになる。1408538966257

「今日はシャンプーしないでください」のワケ

「今日はシャンプーしないでください」
美容室からの帰りによく耳にするセリフだが、なぜ洗ってはならないのか皆さんは疑問に感じたことはないだろうか。

理由はズバリシンプルで、
「落ちやすくなるから」である。

パーマ、カラー施術の際は薬剤が髪の毛内部へ浸透、定着する。
これらの薬剤の成分はいずれも「アルカリ性」であり、本来「弱酸性」である髪の毛に使用すると形状を変えるほどの負荷がかかるわけで、これらは慎重に扱わなければならないのだ。

髪の毛内部に浸透した薬剤は通常「24時間~48時間」で安定すると言われ、パーマ世代と言われる60~70代が「パーマをかけてから数日は頭を洗わない」というジンクスは間違った選択ではないということだ。

次に気を付けなければならないのは、「ぬるめのお湯で流す」ということだ。

カラーの場合は「染め上がり」の状態が色素退色が最も著しい。
高温のお湯で一気に流してしまうとそれだけ色素もものすごい勢いで流れてしまう。
美容室、自宅でカラーする際のシャンプーはいつものシャワーよりぬるめ(35℃程度)の温度で流すことで急激な退色を防止する。
美容室では「ぬるめのお湯でお願いします」と頼むのも良いかもしれない。

いずれもトリートメントはお忘れなく。

髪の化学的ダメージ

紫外線、乾燥、アイロンによる熱、毎日のシャンプーによる摩擦、これらの「物理的ダメージ」の他に髪の毛に深刻なダメージを与える要因として、
美容室や家庭でのパーマ、カラーによる「化学的ダメージ」がある。

本来髪の毛は「弱酸性」と呼ばれる成分で形成されており、パーマ、カラーには反対の「アルカリ性」の薬剤を用いる。
このアルカリ性の薬剤が化学的ダメージを与える一番の要因であり、髪の内部まで浸透した薬剤は水では落としきれない。
パーマ、カラーの後、時間がたつにつれダメージが進行する場合はアルカリ剤の流しのこし、いわゆる「残留アルカリ」が原因である。

では、どうすればアルカリによるダメージから髪を守れるか。
「酸性」のシャンプー、トリートメントを活用することだ。一般的には「アミノ酸系」とも呼ばれている。
値段は張るものの、良質で低刺激な製品として
市販されており、アフターケアには最適なジャンルである。

通常のシャンプー、トリートメントでは落としきれない残留アルカリも「中和」という形でケアし、髪本来の弱酸性に戻すことがこれらのシャンプー剤の特徴であり、家庭用の製品の中で現在最も注目されている。

今後発売される製品にはいずれ必ずと言っていいほど必要となるケア要素を牽引するのがこれら化学的ダメージから髪を守る「アミノ酸系」の成分である。

失敗しないシャンプー選び

1402618023021まずはシャンプーそのものの選び方について、なるべくならば「アミノ酸系」といわれるような洗浄力の強すぎないタイプのものが良い。
髪や頭皮についたものは、一概にしっかり落とせばいいものではない。
頭皮の脂というものは必要があって分泌されているからである。
古くなった脂は匂いやかゆみの原因になることが多いが、1日に3回も4回も洗ってはいけない。
髪を育てる頭皮にとっては、新しく分泌された皮脂が適度に残っているような、ほどほどの状態を保っておくことが肝心で、肌と一緒で、汚れだけを落とすようなイメージである。
次に、実際に洗う際にはどうすればいいか?
まずはシャンプー前に、髪をお湯でよくすすぐ。これだけで皮脂汚れ以外の
ホコリや塵などはほとんど落ちてしまう。
実は、これだけで汚れ全体の半分は落ちてしまうと思って大丈夫である。
メリットとして、使うシャンプー量を少なくできる上、頭皮への負担も減らすことができる。
なおかつ、2度洗いが最も効率的で、1回目のシャンプーの使用量は通常か、あるいは若干少なめにして、泡立てたらすぐに流す。2回目になるとさらに少ない分量でも泡立つ為、その際には頭皮をマッサージするように洗うのが効果的だ。

本当に良いシャンプーとは?

現在、シャンプーとトリートメントは2日に1種類という早さで新商品が売り出されている。
数ある製品の中から自分に合ったものを探し出すのも容易ではない。

毎日使うものだから誰もが「安くて良いもの」を使いたい。
しかし、残業ながらそのようなシャンプーは存在しない。
本当に良い製品とは、原料コストが桁違いのものなのだ。市販される多くの製品には広告料、仲介料などが発生しており、店頭価格の約半額程度と言われている。
さらに、容器、パッケージ、著作権料など含めると原料コストはいくらになるだろう…

「高いが良いもの」この製品に共通することは広告料、仲介料などの余計なコストがほぼかかっていないということだ。シャンプーに関してはCMをしていない製品、口コミなどで広がるものが良いとされる。
特に美容室などで販売されている製品はCMされない上、値段も\1000~3000程度のものが大半で、リピーターも多い。
オーガニック、上質素材、新成分などを含み、大量生産が難しいとされる。
このようなシャンプーが本当に良いものとされ、
増税とは裏腹に売り上げは年々増加している。
毎日使うものだからこそ、上質なものを選ばなければ髪、頭皮の未来はない。

朝のシャンプーっていけないの?

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一時期「朝シャンは薄毛になる?」「髪に悪い?」と話題になった。
実は、完全に無関係とはいえない。

頭皮にとって最もベストコンディションは、起床時の状態だ。
寝ている間に頭皮から皮脂が分泌され、膜をはる。
もちろん、前日の夜にシャンプーをすることと、きちんと乾かして就寝することが大前提である。

重要なのは「頭皮の皮脂は落とし過ぎず、残し過ぎず」ということだ。

しかし、これではロングヘアーの毛先まではカバーできない。
シャンプーは髪表面の汚れと皮脂を落とすが、大半の製品は本来髪に残さなければならない油分も取り除いてしまいう。
髪が長ければ長いほど、根元と毛先では油分量の差がでる。
必要なのはトリートメントだが、これは毛先だけにつけなければならない。

皮脂の分泌はある一定のサイクルで繰り返されている為、髪のトラブルを避けるにはこのサイクルを崩さない(髪にとって一番ベストなコンディションをいかに継続させる)こと、
それにあわせて油分を補助するトリートメントを必要部位のみ使い分けることが重要である。

朝のシャンプーは本来繰り返されているサイクルを乱すとされる為、実はあまりメリットがない。
健康な頭皮、髪は、油分、水分バランスが整うことで実現するもので、不規則なシャンプー、間違ったトリートメントの使用がトラブルを引きおこす可能性があることだ。

シリコンって悪い成分なの?

「ノンシリコン」このキーワードだけでそれは良いシャンプーと思う方が多のではないだろうか。

そもそもシリコンとはいったいどうゆう物なのか?
十年前ほどの出来事だが、全国の美容院である事件が起こった。

パーマ、カラー不良(かからない、染まらない)が急増したのだ。
調査の結果、当時売られていた家庭用シャンプー剤に含まれる「シリコン」
と呼ばれる成分が原因であると判明した。

パーマ、カラーの原理は毛髪内部に薬液が浸透することで起こる科学反応で、
この浸透作用を妨げているものだった。

当時のシャンプーは現在のものとは違い、洗浄がメインの、言わば台所用洗剤
と言っていいほどお粗末な製造だった。ある研究者の話では台所用洗浄と同じ成分が
使われていたという話までも…

シリコンとは汚れの再度付着を防ぐ為のコーティング剤のようなもので、
シャンプーでは艶、滑らかさ、柔軟性を出す役割を担っている。

人工物質である以上、髪にはよくないのではと思う方も少なくないだろう。
しかし、必ずしも悪い成分ではない。現在では研究が進み、当時使われていた
シリコンとかまったく別物の上質なシリコンが配合されている。

さらに、洗浄しながら、毛髪のケアまで行うシャンプー剤まで販売されている。
紫外線、乾燥、摩擦といったありとあらゆる外的ダメージから守ってくれる、
むしろ称賛すべき成分なのだ。

メディアが宣伝するようにノンシリコンシャンプーが良いとは限らないこと、
シリコンのみならず、その他の成分もネットで気軽に調べることができる。

自分自身に合った本当に良いものを選ぶことができるのだ。

話題のシャンプー

近年、髪に対する悩みが多様化する中インターネットの普及によりさまざまな情報を気軽手に入れることができる。
数年前まではプロフェッショナルしか知り得ない専門知識や情報も今や指先一つで調べることができてしまうと言うわけだ。
そんな中、複数の某メーカーのインターネットサイトを見ると必ずと言っていいほど登場している単語がある。「頭皮ケア」「ノンシリコン」だ。この2つのキーワードが今まさに現代人が、かかえる髪の悩みそのものではないだろうか?
まずは「頭皮ケア」、これは薄毛の悩みに直径していると言えるのではないだろうか。薄毛の三大要因と言われているストレス、遺伝、生活習慣、現在ではメカニズムも解明され時間をかければ治療できてしまう。
それを牽引するのが業界が打ち出すヘッドスパだ。健康な髪の毛は健康な頭皮から、メディアの宣伝効果もあり、千股ではスパ専用サロンができるほどだ。
さらに家庭用でも頭皮ケアシャンプーが今最もする売れているとされ、加えて、最近では男性のみならず女性までもが薄毛に悩み相談件数も増加している。
今後もますます事業が拡大していくのではないだろうか。
次に「ノンシリコン」だが、これはテレビをつけても今最も聞こえてくる単語ではないだろうか。
そもそもシリコンとは髪の毛表面に吸着し、コーティングすることで髪に光沢を与え、外的ダメージから髪を保護する決して悪いとは言えない物質だ。

なぜ今はシリコンが配合されないシャンプー剤が選ばれるのか?理由としては、オーガニックと呼ばれる天然素材のみで造られたシャンプー剤の登場だ。

人工物は体に悪いという偏見からか、数年間業界で最も売れていたシャンプー剤の売り上げが落ち込み傾向にあるという。
今や配合成分までも考慮しつつ現代のニーズに合わせて開発しなければ商品は売れない。その傾向からか、現在では以前とは異なる上質なシリコンを配合したシャンプー剤が登場している。料金は少々高めではあるが売り上げを伸ばしている。