今すぐできるダメージチェック

1409575214241一般的に髪の毛はダメージの状態により0~4段階に分類される。
これらは見た目、触った感触ですぐに診断が可能である。

ダメージレベル0
「健康毛」と呼ばれ、艶、潤い、弾力があり、水分、油分バランス共に良く、水滴を弾く。
硬い毛質であればパーマがかかりにくく、カラーも染まりづらい場合がある。

ダメージレベル1
顕微鏡レベルの小さなダメージがある。表面のキューティクルが所々剥がれている状態ではあるが、手触りも良く、見た目にはほぼ健康な状態。

ダメージレベル2
毛先部分が茶色く(ダメージによる脱色)、指を通すと一部引っ掛かる程度のパサつきがある。
ダメージヘア予備軍で、この次期にきちんとケアできなければ後の髪の毛に大きく影響してくる。
ヘアカラー1回、もしくはパーマ1回相当のダメージレベル。

ダメージレベル3
全体的にパサつき、枝毛などが見られる。毛先部分は痛み具合によって茶色~黄色に脱色し、切れ毛なども目立つ。
潤いがなく乾燥している状態なので、乾きやすい。ヘアカラー3回以上、もしくはパーマ2回以上相当のダメージレベル。

ダメージレベル4
毛先がチリついた状態で、細く、ゴムのように伸びる。
毛先~中間部分が切れ、ボロボロの状態。
ヘアカラー5回以上、ブリーチ毛などに見られる。

あくまでも目安として参考にしてもらいたい。

紫外線と髪の毛

夏は一年間で最も紫外線の強い季節であり、肌だけではなく髪も同様に紫外線対策をしなければ秋を迎える頃に髪の毛はボロボロになっている。

髪の毛も日焼けをする。
肉眼ではわからないが、紫外線に長時間さらされると髪の毛表面の「キューティクル」と呼ばれる鱗のようなものが目くれ上がり、これらが積み重なることで、広がりやパサつきになる。

湿気とは別要因で、夏の広がりの原因とも言われている。

重度のものは「火傷」となり、髪の毛は肌のような再生機能がない為、一度ダメージを受けるとそれは二度と復元されることはない。
チリついた毛先にいくらトリートメントを使っても元に戻らないのはこの為である。

さらに、カラーされた状態の髪の毛に紫外線を当てると通常の倍近いスピードで色素の退色がおこる為、
夏場、海や屋外プールなどに出かける前のカラーリングはあまりおすすめできない。
パーマも同様に、紫外線によるダメージと薬剤によるダメージが重なるともはや取り返しがつかなくなる。

肉眼では綺麗に見えている髪の毛でも、毛先の色が茶色い場合はダメージである。
紫外線対策を怠ると、夏が終わる頃にはダメージ部位も広がり切らざるを得ない状態になってしまうので、肌同様にケアが必要である。

「今日はシャンプーしないでください」のワケ

「今日はシャンプーしないでください」
美容室からの帰りによく耳にするセリフだが、なぜ洗ってはならないのか皆さんは疑問に感じたことはないだろうか。

理由はズバリシンプルで、
「落ちやすくなるから」である。

パーマ、カラー施術の際は薬剤が髪の毛内部へ浸透、定着する。
これらの薬剤の成分はいずれも「アルカリ性」であり、本来「弱酸性」である髪の毛に使用すると形状を変えるほどの負荷がかかるわけで、これらは慎重に扱わなければならないのだ。

髪の毛内部に浸透した薬剤は通常「24時間~48時間」で安定すると言われ、パーマ世代と言われる60~70代が「パーマをかけてから数日は頭を洗わない」というジンクスは間違った選択ではないということだ。

次に気を付けなければならないのは、「ぬるめのお湯で流す」ということだ。

カラーの場合は「染め上がり」の状態が色素退色が最も著しい。
高温のお湯で一気に流してしまうとそれだけ色素もものすごい勢いで流れてしまう。
美容室、自宅でカラーする際のシャンプーはいつものシャワーよりぬるめ(35℃程度)の温度で流すことで急激な退色を防止する。
美容室では「ぬるめのお湯でお願いします」と頼むのも良いかもしれない。

いずれもトリートメントはお忘れなく。

毎日のスタイリング

自宅で美容室のように綺麗にスタイリングする場合、第一に「髪の毛が乾いた状態であること」が大前提である。

男女問わずスタイリングにかける平均時間は5~15分と言われている。
その内訳にはワックス、アイロン処理よりも是非、「きちんとした土台作り」に時間を使っていただきたい。

濡れた状態のままスタイリングをすると
ワックスの場合、根本の立ち上がりが弱い、水と油の関係で毛先への馴染みが悪く束感が出ない。
アイロンの場合はカールがだれる上、濡れた状態からの急激な熱処理は髪の毛に非常に深刻なダメージを与える。
「ジュッ」とした音が出るようなら、すぐにアイロンを止め、乾かすことをおすすめする。

アイロンやコテを使う場合は作業を行う前にアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント、オイルトリートメントなど)をつければ熱ダメージから髪を保護できる。
髪の毛は「ケラチン」と呼ばれるたんぱく質でできており、これをアイロンやコテのセラミックプレートで挟むわけなので、「玉子とフライパン」のような関係に近い。
油をひかないと当然焦げ付いてしまう。これと同じ現象が髪の毛でも起きているということだ…

一生付き合っていくものだからこそ、毎日のちょっとした一手間が非常に大事になっていくということを忘れてはならない。DSC_0117

髪の物理的ダメージ

美容室や自宅でのパーマ、カラーの他にも髪の毛にはさまざまなダメージ要因が存在する。
それらの多くは物理的ダメージによるもので、実は肌同様ケアを行わなければならない。

次に、夏は紫外線、湿気、冬は乾燥といった物理的ダメージに対して、外出時の肌のケアはするものの、髪の毛のケアまで行っているという人は少ないのではないだろうか。
肌には化粧品や日焼け止め、では髪の毛には…

日焼け、シミの原因となる紫外線は肌同様に髪の毛にも「火傷」と同じようなダメージを与える。
近年では髪の毛を含む全身に使用できるUVスプレーなども発売されており、これらを効率的に活用すれば紫外線の季節にも健康な髪を維持できるというわけだ。

もう1つ、現代人なら誰しもがほぼ毎日行う行為に物理的ダメージ要因がある。
それは「シャンプー」である。

一見汚れを落とし、どちらかというと良いイメージ寄りではあるが、実は髪の毛同士を擦り合わせることで起こる「摩擦」によりキューティクルが常に剥がれ落ちている。

予防策としてごしごしと擦るのではなく、もみ洗いするのが効果的である。
これにはきちんとした泡立てによるマシュマロのような良質な泡をつくることが第一条件で、泡の効果のみでも汚れを効率よく落とすことができる。

髪の毛も肌のように繊細で、扱い方次第で数年でボロボロになってしまうことから、毎日の少しずつの
ケアがより重要になる。1405496009876

髪のQ&A②

1402928970296Q、髪にいい食べ物ってなに?
A、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB群の不足は薄毛を招く。
亜鉛/牡蠣、かずのこ、ひじき、のり、
きなこ、味噌、豆腐など
ビタミンA/緑黄色野菜、うなぎ、にら、肝油など
ビタミンB/卵、納豆、レバーなど

Q、出産後、髪の毛が抜けることがあるの?
A、女性ホルモンの影響で髪が薄くなる。妊娠中は女性ホルモンが活発に分泌されるため、本来ならば成長期を過ぎて抜け落ちるはずの髪の毛が成長し続ける。
しかし、出産後に女性ホルモンのバランスが元に戻り、それまで生え続けていた髪の毛が一斉に抜け落ちることで抜け毛が増えたり、髪が薄くなったりする。個人差はあるものの、半年~1年ほどで徐々に回復する。

Q、どうして脱毛する人とそうでない人がいるの?
A、遺伝、食生活、手入れの仕方が関係している。
正しく言うと、遺伝するのは「薄毛」ではなく、「薄毛になりやすい体質」であり、本人の食生活や手入れ次第で、その進行を緩やかにすることが可能。
逆に、親族に薄毛がいないからといって不規則な生活をする方が危険である。
後天的なことが要因で起こる場合もある。

Q、妊婦はヘアカラーやパーマをしないほうがいいの?
A、基本的にはおすすめできない。
妊娠中は体質が変わる場合があるので、まれに重度なアレルギーを起こしたり、胎児に悪影響を及ぼす可能性がある。

髪を元気にする生活術

髪の毛のために今日からできること、それは「早寝、早起き」の習慣化だ。

食生活と同じく、生活習慣においても現代人は決して髪にやさしい毎日を送っているとは言いがたい。
髪の毛の成長しやすい時間帯は、夜10時~深夜2時くらいとされ、肌と同じく、細胞が活性化する「ゴールデンタイム」と呼ばれている。
心身共にリラックスした状態になることで「副交感神経」というものが働く。
これは運動神経の対極にあるもので、体が髪の成長を促す際に大きな働きをする。当然、運動神経よりこちらが優位であるほうが髪は育ちやすくなる。
これら一連のことがゴールデンタイムに起こる。
不眠症患者が増えるなか、睡眠時間の減少は現代人にとっては髪の成長の大きな妨げとなる。
朝、早起きをして朝日を浴び、夜はなるべく早く寝る。
当たり前のことだが、生活習慣の乱れにより、髪に与える影響は深刻なもので、決して甘く見てはならない。
食生活、睡眠時間、本来人間が必要とする最低限を維持しなければ髪のサイクルが乱れ、数年、数十年かけて薄毛や脱毛が進行する。
近年ではそれらにプラスされた社会的ストレスにより、今や2人に1人が薄毛に悩む時代となった。

さまざまな予防薬やシャンプーが登場しているが、今すぐに始められる予防法として生活習慣の改善が最も実用的と言えるだろう。

特徴的なダメージの状態

1402920073938①クシ通りや手触りが悪い
キューティクルが浮いたり、剥がれたりすることで、髪の毛表面のすべりが悪くなることがある。

②髪がパサついて広がる
髪の毛内部の栄養分が流出すると、内部が乾燥して軽くなり、髪が広がりやすくなる。

③枝毛、切れ毛が多い
髪の毛内部の細胞同士の接着性の低下や、髪の毛内部の物理的結合が減少すると起こりやすい。

④ツヤ感が失われている
ダメージによる髪のうねりやキューティクルの浮きによって、光りが乱反射していることで起こりやすい。

手触りがよくなかったり、パサつきやすいといった悩みの原因はヘアカラーやパーマの施術、ドライヤーなどの熱、ブラッシングの摩擦、紫外線などが考えられる。
一般的に髪のダメージは5段階に分けられる

ダメージレベル1
ほぼ健康な状態。潤いがあり、乾きにくく、太くてハリがある。

ダメージレベル2
カラー、パーマ後の状態。ツヤ、ハリはあるものの、乾燥ぎみでややクシ通りが悪い。

ダメージレベル3
カラー、パーマを繰り返した状態。乾燥ぎみで、切れ毛、枝毛があり、乾きやすい。

ダメージレベル4
切れ毛、枝毛が特に目立ち、髪の毛表面がザラつき、毛先部分はドライヤーを使わなくても乾く。

ダメージレベル5
濡らすとトロトロな状態になり、髪の毛内部の栄養分がすべて欠落している為、全体的に糸のように細くチリつく

髪のQ&A

インターネットで多い髪の質問をいくつかご照会

Q、髪の毛ってどうして生えているの?
A、①頭部の保護②不要物の排泄③知覚④装飾
の4つの役割がある。①は日光による熱や紫外線から防御する機能、何か物に当たったときなど、物理的な衝撃の緩和機能。
②は身体に必要のない重金属を排泄するデトックス機能。
③は触覚機能、頭部の保護機能のサポート。
④は美しいヘアデザインを通して魅力を加える機能。

Q、動物の毛と、人間の髪の毛は違うの?
A、基本的には同じ。髪の毛に一番近いのは羊の毛。

Q、髪の伸びるスピードは?
爪と髪って、どっちが早く伸びるの?
A、1日平均、髪は0.35~0.4mm、爪は0.08mm~0.12mm伸びる。

Q、髪の毛ってずっと伸ばしたらどのくらいまで伸びるの?
A、(1ヶ月)1㎝×12ヶ月×5年=60㎝

Q、髪の毛の強度、耐久性は?
A、引っ張り強度は1本につき150g、抜くのに必要な強度は50g
人間の頭には約10万本の髪の毛が生えており、すべて束ねた時の強度は約5tとされ、ゾウ1頭を持ち上げられるということになる。

Q、頭皮ケアをするとエイジングを遅らさせることができるの?
A、血行促進により、髪の毛の成長に必要な栄養分が行き届くことになるので、非常に効果的である。

ホームカラーをうまく染めるコツ

1402839887727カラー人口の約4割が美容室ではなく、市販のホームカラーを使用していると言われている。
需要が増える中、ムラ、ダメージといった問題が年々増え続けている。

カラーをうまく染めるコツとして、第一に髪の毛が清潔であること。
夜シャンプーをしても1日立つと大気中のホコリや塵など、目に見えない異物が髪の毛表面に吸着している。さらに、皮脂やフケといった分泌物で頭皮までもが汚れた状態になっている。
カラー前にまず1回シャンプーすることをおすすめする。
第二に、シャンプー後に濡れた状態で薬剤をつけないこと。
表面に吸着した水泡により、髪の内部まで薬剤が届かず、結果的に染まりが弱くなってしまう。
まずはドライヤーで乾かす必要があるが、この時も完全に乾かしてはいけない。約8割ほどのドライの状態が薬剤が最も綺麗に発色する。
少し湿り気がある程度が理想的な状態だ。
第三に、薬剤を溜めずに、全体にまんべんなく塗ること。
第四に、表記してある時間以上は放置しないこと。
過度の放置は髪の毛に深刻なダメージをあたえる為、最高でも30分以上は放置しないことをおすすめする。
最後に、カラーシャンプー後は必ずトリートメントをすること。
トリートメント効果により、色の退色と乾燥が軽減され、髪にも艶が出る。
以上のことを守ればホームカラーでもムラなく染めることができる。