毎日のスタイリング

自宅で美容室のように綺麗にスタイリングする場合、第一に「髪の毛が乾いた状態であること」が大前提である。

男女問わずスタイリングにかける平均時間は5~15分と言われている。
その内訳にはワックス、アイロン処理よりも是非、「きちんとした土台作り」に時間を使っていただきたい。

濡れた状態のままスタイリングをすると
ワックスの場合、根本の立ち上がりが弱い、水と油の関係で毛先への馴染みが悪く束感が出ない。
アイロンの場合はカールがだれる上、濡れた状態からの急激な熱処理は髪の毛に非常に深刻なダメージを与える。
「ジュッ」とした音が出るようなら、すぐにアイロンを止め、乾かすことをおすすめする。

アイロンやコテを使う場合は作業を行う前にアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント、オイルトリートメントなど)をつければ熱ダメージから髪を保護できる。
髪の毛は「ケラチン」と呼ばれるたんぱく質でできており、これをアイロンやコテのセラミックプレートで挟むわけなので、「玉子とフライパン」のような関係に近い。
油をひかないと当然焦げ付いてしまう。これと同じ現象が髪の毛でも起きているということだ…

一生付き合っていくものだからこそ、毎日のちょっとした一手間が非常に大事になっていくということを忘れてはならない。DSC_0117

ストレートパーマの歴史

業界で初のストレートパーマの始まりは1970年代で、クセを伸ばすという概念ではなく「パーマ落とし」としてストレートパーマが登場した。当時はコールドパーマ剤に小麦粉を配合し使用していた。

1975年「クリーム状パーマ剤」
1981年板(アクリル)パネル登場
これらの登場により、クリーム状パーマ剤を塗布し、板(パネル)に髪の毛を張り付けてストレートにする(伸ばす)という技法が主流になった。

1999年「高温アイロンを使用する加温用ストレート剤」の登場。
2000年「同、コールド用ストレート剤」の登場。

1990年代~2000年代にかけて「ストレートパーマ」から「縮毛矯正」が主流になる。
大きな違いはアイロンを使った加温による髪の毛の形状記憶であり、「縮毛矯正」の効果は半永久的に持続するのが特徴。

2000年代後半「ホット系パーマ」
ストレートパーマとウェーブパーマを組み合わせたスタイルがブームに。縮毛矯正と同じ原理で、ウェーブを構成する新しい技術の登場。

2010年代「デザインストレート」
毛先がツンツンではなく、丸みのついたストレートが今は主流。ボリュームのほしい人はブローでつくるストレート、しっかりクセを伸ばしたい人は高温アイロンでつくるストレートなど、クセの状態やデザインに合わせて選択肢が増えている。

コテ、ストレートアイロンはすごく痛む?

05-21@21-55-44-551日々の生活の中で、ウェーブヘア、ストレートヘアをより身近なものにしてくれたもの、それがアイロンではないだろうか。
値段も形もそれぞれだが、多くのものはプロ仕様顔負けのクオリティを備えている。
しかし、いくらプロ仕様といえど、過度の使用で髪は痛む。
アイロンの熱は火傷と同じで、高温であればあるほどダメージは大きい。
もともと再生機能がない髪へのダメージは熱を加えるごとに蓄積される。

髪の毛はケラチンと呼ばれるタンパク質でできている。
このタンパク質は約180℃で変異を起こす。
これは「タンパク変性」と呼ばれ、生卵から目玉焼きになる変化と一緒のものだ。
一度目玉焼きになったタンパク質はさらなる熱を加えると焦げ付いていく。
髪の毛でもこれと同じ現象が起きている。
繰り返し熱を加えることで、枝毛、切れ毛へと進行し、最終的に細くチリついた状態にまでなってしまう。

ダメージを軽減させる方法として、アイロンの温度を100~120℃に設定することと、オイルタイプのトリートメントを使用するが最も効果的だ。
低温処理と適度な油分で、髪に与えるダメージは大幅に軽減される。
この二つを熱使用の前に活用すれば毎日繰り返されるアイロン作業から髪を守ることができるのだ。