旬のカラー

DSC_0098「外人さんみたいに…」「ミルクティ色に…」
このようなカラーをオーダーするお客が10~20代を中心に増えている。
これらは寒色と呼ばれ、一般的にアッシュ(青)、マット(緑)と名付けられ、アジア人種特有の赤みをおさえた色である。
その名の通り、冷たく涼しい印象を与える色彩であり、夏~秋にかけての流行色である。
クール、モード、かっこいいといった印象のカラーで、最近ではグレイカラー(白髪染め)世代からの支持も集めている。

反対に冬~春にかけて流行するといわれる色見、これは暖色と呼ばれ、オレンジ、レッドといった暖かさを感じさせる印象を与える。

このサイクルは90年代から繰り返されているが、寒色、暖色共、トレンドに合わせて少しずつ変化し続けている。
毎年新しいカラー剤が開発され
「マーメイドアッシュ」「ラベンダーアッシュ」
といった新しいネーミングで流行を発信している。

そんな中、業界が新しく提案した「グラデーションカラー」と呼ばれる技術が若い年代の心を掴んだ。
これは今までにないカラーで、新たな可能性を広げるものだった。
グラデーションカラーの登場により、より個性あるヘアスタイルが実現されるようになり、
バリエーションは年々増え続けている。
今最も注目のカラーと言えるだろう。

スタイリングのコツ ~左右対照のブロー~

DSC_0099「美容師さんがやるとうまく決まるのよね」
そんな悩みをかかえる方が多いのではないだろうか?
今回はドライヤーとブラシをうまく使ったスタイリングのコツを紹介したいと思う。

ブロー時に片方だけ跳ねる、このような経験がないだろうか?
一般的に髪の毛はつむじを中心に右回り、もしくは左回りで渦状に生えている為、必然的にもみあげ部分は左右逆向きになってくる。
跳ねる方の毛の流れは前方に向かって生え、内巻きに入る毛は後方に生えている。
両方を綺麗に内巻きにブローするにはまずその毛の流れを左右対照にしなければならない。
まずは両方の毛をどちらも後方に流す必要がある。

手順として
①くせがついてしまっている場合、一端濡らす
②ドライヤーで8割程度乾かす
③左右の毛をどちらも後方(オールバック)に向かって風を当てる。この時、もみあげ部分は根元にしっかり風をあて立ち上げる
④ブラシは左右後方(後方斜め45°)に向かって抜く
⑤最後は全体を冷風で冷ます

注意点は
①過度のドライ
②湿った状態でのブラシ
この2つはどちらも髪のダメージへ繋がる為、避けなければならない。

ショート~ミディアムほどの長さ、大半の毛質と、特にボブなどの重めのスタイルにはこれらの方法が非常に有効である。

ヘッドスパの重要性

薄毛、白髪、ハリコシ、現代人がかかえるさまざまな悩みにトータルケアとして業界がアプローチをかけている事業、それがヘッドスパだ。
ヘッドスパの目的として、老廃物の循環、血行促進、シャンプーでは落としきれない汚れの除去といった
「健康な髪は健康な頭皮から」という概念からなる。
使われている薬剤として、頭皮用トリートメント、ディープクレンザー、オーガニックオイルと、などがあり、美容室、スパサロンでの競争も激化している。
本来、健康な髪の毛は草や木と一緒で土壌環境と必要な栄養分が整うことで育つ。
土壌が頭皮とするなら、次に重要なのは根(血管)で、マッサージをすることで血液の循環を促進させる。
薬剤の中でも頭皮用トリートメントは最も修復に特化していて、家庭でも気軽に使用できる。
保湿性に優れ、フケやかゆみを予防するが、欠点として、多くのものに毛先部位の修復効果はない。

肩と同様、実は頭皮にも「コリ」が存在する。
これを放置すると頭皮は徐々に硬くなり、サイクルが乱れはじめる。
健康な頭皮は青白色で、黄色、赤色と順を追って状態は悪くなる。
黄色は血行不良の可能性があり、赤色はそれに加え、表皮に湿疹などの異常がある場合が多い。
ヘッドスパはこれらの異常を正常な状態へと導き、
繰り返し施術を行うことで、頭皮も正常な色へと近づく。

本当に良いシャンプーとは?

現在、シャンプーとトリートメントは2日に1種類という早さで新商品が売り出されている。
数ある製品の中から自分に合ったものを探し出すのも容易ではない。

毎日使うものだから誰もが「安くて良いもの」を使いたい。
しかし、残業ながらそのようなシャンプーは存在しない。
本当に良い製品とは、原料コストが桁違いのものなのだ。市販される多くの製品には広告料、仲介料などが発生しており、店頭価格の約半額程度と言われている。
さらに、容器、パッケージ、著作権料など含めると原料コストはいくらになるだろう…

「高いが良いもの」この製品に共通することは広告料、仲介料などの余計なコストがほぼかかっていないということだ。シャンプーに関してはCMをしていない製品、口コミなどで広がるものが良いとされる。
特に美容室などで販売されている製品はCMされない上、値段も\1000~3000程度のものが大半で、リピーターも多い。
オーガニック、上質素材、新成分などを含み、大量生産が難しいとされる。
このようなシャンプーが本当に良いものとされ、
増税とは裏腹に売り上げは年々増加している。
毎日使うものだからこそ、上質なものを選ばなければ髪、頭皮の未来はない。

コテ、ストレートアイロンはすごく痛む?

05-21@21-55-44-551日々の生活の中で、ウェーブヘア、ストレートヘアをより身近なものにしてくれたもの、それがアイロンではないだろうか。
値段も形もそれぞれだが、多くのものはプロ仕様顔負けのクオリティを備えている。
しかし、いくらプロ仕様といえど、過度の使用で髪は痛む。
アイロンの熱は火傷と同じで、高温であればあるほどダメージは大きい。
もともと再生機能がない髪へのダメージは熱を加えるごとに蓄積される。

髪の毛はケラチンと呼ばれるタンパク質でできている。
このタンパク質は約180℃で変異を起こす。
これは「タンパク変性」と呼ばれ、生卵から目玉焼きになる変化と一緒のものだ。
一度目玉焼きになったタンパク質はさらなる熱を加えると焦げ付いていく。
髪の毛でもこれと同じ現象が起きている。
繰り返し熱を加えることで、枝毛、切れ毛へと進行し、最終的に細くチリついた状態にまでなってしまう。

ダメージを軽減させる方法として、アイロンの温度を100~120℃に設定することと、オイルタイプのトリートメントを使用するが最も効果的だ。
低温処理と適度な油分で、髪に与えるダメージは大幅に軽減される。
この二つを熱使用の前に活用すれば毎日繰り返されるアイロン作業から髪を守ることができるのだ。

パーマの豆知識

05-21@20-53-25-58パーマとはpermanent wave(永久、永遠の波)の略。
当たり前に使っている単語だが、実は日本独自の言葉で、外国人相手に「パーマ」と言っても伝わらない。
歴史は古く、人類初のパーマはクレオパトラの時代に存在していたという…

ウェーブ、ツイスト、スパイラル、デジタル、ストレートと、バリエーションは多彩だ。
数十年前までは「おばちゃんパーマ」と言われるほど、パーマをかける世代は年配層に偏っていた。
今ではどの世代でも当たり前のように普及しているが、若い世代に浸透したのはまだ最近のことだ。
10代~20代はストレート、20代~30代はふるゆわウェーブ、30代~40代は艶ウェーブといった、やはり世代別で求めるニーズが違う。

一般的なものはコールドパーマと呼ばれ、ロッドを髪に巻き、二種類の薬剤を用いてかけるものがほとんどだが、
最近登場した縮毛矯正、デジタルパーマといったものはまた特殊なものだ。別の名で、ホットパーマとも呼ばれている。
コールド、ホット共。どちらも成分は一緒だが、後者はそれに熱を加えるよって髪を形状記憶させる。
よって、前者よりはるかに長期間のパーマもちを実現した。
現在は20代~40代世代の女性がメインで、コールドパーマよりも需要が増えてきている。

朝のシャンプーっていけないの?

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一時期「朝シャンは薄毛になる?」「髪に悪い?」と話題になった。
実は、完全に無関係とはいえない。

頭皮にとって最もベストコンディションは、起床時の状態だ。
寝ている間に頭皮から皮脂が分泌され、膜をはる。
もちろん、前日の夜にシャンプーをすることと、きちんと乾かして就寝することが大前提である。

重要なのは「頭皮の皮脂は落とし過ぎず、残し過ぎず」ということだ。

しかし、これではロングヘアーの毛先まではカバーできない。
シャンプーは髪表面の汚れと皮脂を落とすが、大半の製品は本来髪に残さなければならない油分も取り除いてしまいう。
髪が長ければ長いほど、根元と毛先では油分量の差がでる。
必要なのはトリートメントだが、これは毛先だけにつけなければならない。

皮脂の分泌はある一定のサイクルで繰り返されている為、髪のトラブルを避けるにはこのサイクルを崩さない(髪にとって一番ベストなコンディションをいかに継続させる)こと、
それにあわせて油分を補助するトリートメントを必要部位のみ使い分けることが重要である。

朝のシャンプーは本来繰り返されているサイクルを乱すとされる為、実はあまりメリットがない。
健康な頭皮、髪は、油分、水分バランスが整うことで実現するもので、不規則なシャンプー、間違ったトリートメントの使用がトラブルを引きおこす可能性があることだ。

髪のダメージ、春、夏

髪の毛は常に外的なダメージを受けている。
シャンプー、タオルドライによる摩擦、ドライヤーによる乾燥と、日常生活の中で常にダメージにさらされている。
そんな中これからの季節に最も気をつけてなければならないのが紫外線だ。

肌同様、髪も日焼けをする。
人間の毛髪はもともと死滅した細胞からできている為、肌のような再生機能がない。
その為、一度損失してしまうと二度と元通りになることはない。
適切なケアを行わないとダメージがどんどん蓄積し、数年後には手の施しようがない状態にまでなる。
皆さんの毛先は今どんな状態だろう。
春から夏にかけて肌同様、髪にも紫外線対策をしなければ秋になる頃毛先はボロボロになってしまう。

そこで気軽にできる紫外線対策として、洗い流さないトリートメントがある。多くはオイルタイプのものだが、髪を濡らす必要がなく、外出前にサッとつけるだけで十分な効果を発揮する。
お風呂上がりにつければ、ドライヤーによる乾燥と、枕の摩擦からも髪の毛を守ってくれる。

現在、販売メーカーはこの洗い流さないトリートメントを強く推薦している。20代~40代をターゲットとして、CMにも力を注いでいる。
それだけこれからの季節は非常に重要なものとなってくる。

おしゃれ染めと白髪って違うの?

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現在市販されているカラー剤は大きく二種類分けられる。
それがおしゃれ染め(ファッションカラー)と白髪染め(グレイカラー)だ。

まずは白髪染めだが、これはその名のとおり白髪を染める為のもので、ブラウン、ブラックといった暗い色のみで染まり、色の幅は狭い。
白髪自体も色素沈着が弱い為、おしゃれ染めと比べると色素量が多く含まれる。
これにより、白髪染めの特徴は暗く、色の濃いカラー剤となることを覚えておこう。

次におしゃれ染めだか、これは反対に白髪が染まらない。その反面表現できる色の幅が無限に存在する。
「染まり」よりも「脱色」がメインで、白髪染めよりもダメージのリスクが高い。
一般的に10代~30代前半の世代がメインで日々新しいネーミングのカラーが生まれ、常に進化し続けている。

どちらも対照的なものだが、実は二つ共に成分自体は同じものである。
染める毛髪により分量の違いがあるだけで、「暗くする」だけならどちらを使ってもさほどの変わりはない。
同じ売り場で売られているので、勘違いして買ってしまう方も少なくない。
万が一白髪染め用の薬を選択してしまった場合、向こう半年間は通常のカラーができなくなってしまう。まずは二つのカラー剤の効果を理解した上で選ぶことが重要なのだ。