失敗しないシャンプー選び

1402618023021まずはシャンプーそのものの選び方について、なるべくならば「アミノ酸系」といわれるような洗浄力の強すぎないタイプのものが良い。
髪や頭皮についたものは、一概にしっかり落とせばいいものではない。
頭皮の脂というものは必要があって分泌されているからである。
古くなった脂は匂いやかゆみの原因になることが多いが、1日に3回も4回も洗ってはいけない。
髪を育てる頭皮にとっては、新しく分泌された皮脂が適度に残っているような、ほどほどの状態を保っておくことが肝心で、肌と一緒で、汚れだけを落とすようなイメージである。
次に、実際に洗う際にはどうすればいいか?
まずはシャンプー前に、髪をお湯でよくすすぐ。これだけで皮脂汚れ以外の
ホコリや塵などはほとんど落ちてしまう。
実は、これだけで汚れ全体の半分は落ちてしまうと思って大丈夫である。
メリットとして、使うシャンプー量を少なくできる上、頭皮への負担も減らすことができる。
なおかつ、2度洗いが最も効率的で、1回目のシャンプーの使用量は通常か、あるいは若干少なめにして、泡立てたらすぐに流す。2回目になるとさらに少ない分量でも泡立つ為、その際には頭皮をマッサージするように洗うのが効果的だ。

ストレートパーマの歴史

業界で初のストレートパーマの始まりは1970年代で、クセを伸ばすという概念ではなく「パーマ落とし」としてストレートパーマが登場した。当時はコールドパーマ剤に小麦粉を配合し使用していた。

1975年「クリーム状パーマ剤」
1981年板(アクリル)パネル登場
これらの登場により、クリーム状パーマ剤を塗布し、板(パネル)に髪の毛を張り付けてストレートにする(伸ばす)という技法が主流になった。

1999年「高温アイロンを使用する加温用ストレート剤」の登場。
2000年「同、コールド用ストレート剤」の登場。

1990年代~2000年代にかけて「ストレートパーマ」から「縮毛矯正」が主流になる。
大きな違いはアイロンを使った加温による髪の毛の形状記憶であり、「縮毛矯正」の効果は半永久的に持続するのが特徴。

2000年代後半「ホット系パーマ」
ストレートパーマとウェーブパーマを組み合わせたスタイルがブームに。縮毛矯正と同じ原理で、ウェーブを構成する新しい技術の登場。

2010年代「デザインストレート」
毛先がツンツンではなく、丸みのついたストレートが今は主流。ボリュームのほしい人はブローでつくるストレート、しっかりクセを伸ばしたい人は高温アイロンでつくるストレートなど、クセの状態やデザインに合わせて選択肢が増えている。

忙しい女性たちの「すきま時間」

学生、仕事、主婦など、この十年で「忙しい女性」が増えた。
仕事以外にも趣味や興味があることが増え、半数以上の女性が「時間は有効に使いたい」と考えている。

そんな彼女たちはちょっとした合間にできる「すきま時間」に何をしているだろう。

1位スマホでメールやline
2位スマホでWeb
3位スマホでSNS

スマホがあれば、どこでも時間を潰せる、のではなく有効活用できてしまう。
第2位のWebで見ているサイトは、ショッピング、グルメ、旅行に次いで、美容が4番目に多い。
美容系サイトでヘアサロンに関係するのが、サロン検索や予約で、約35%が行っているとされる。
ちなみに若い世代になるほどスマホで予約する率が高い傾向にある。
「すきま時間」に美容サロンを利用する理由として多いのが、「立ち寄りやすさ、立地」「思い立ったらすぐ利用できる」「手軽」「短時間でできる」などなど。
このように、現代の忙しい女性たちは、美容情報を得ることや、サービスを受けるといった、美容にまつわるさまざまな行為を効率化しており、5年前と比較して「美容の効率化が増えた」と感じる人は約55%と言われている。
時間とは、人によって価値観も違えば、同じ1分の長さも違って感じるものだ。

外国と日本の美容師

外国の美容室と日本の美容室、どちらの技術が上だろうか?
「本場海外」「やはり向こうのほうが」
と、思う方がほとんどではないだろうか。

実は海外から最も賞賛されるのは日本の美容室と言われている。
技術、接客共に、几帳面で職人気質と言われる日本人の本質が、有名企業のみならず、美容業界でも高い評価を受けている。
さらに、各国で一流とされる美容師達の多くはメイドインジャパンの鋏やカミソリを使っている。
これは日本刀の文化から刃物の切れ味が世界一と評されている為である。

先進国の間で行われているいわゆる「技術勉強会」の多くは日本人の講師によるものが多く、世界的に広がりつつある。
しかし、現在の世界基準を創ったとされるのは日本人ではない。
誰しもが一度は聞いた名前ではないだろうか。
ベーシックカットを確立させたのは「ヴィダル・サスーン」というイスラエル人なのだ。
日本人と深い交流を持ったサスーンによって世界中に技術が広がり、各国で独自のものに進化していった。
2012年に84歳でこの世を去ったサスーンの葬儀には各国の著名人が参列した。

技術は時代に合わせて常に進化を続けている。
文化の違いで進む方向は異なるものの、ベーシックとされる技術は万国共通なのだ。DSC_0070

髪の健康のためにできること

本来、健康な髪は3~5年のサイクルで、成長する周期と後退する周期を繰り返している。
成長期の髪の毛は1日約0,3ミリずつ伸び、1ヶ月で1センチほど伸びる。
伸び続けた髪の毛はやがて「退行期」と呼ばれる毛根が収縮する時期を迎える。
この時点で髪の毛の成長は終わり、その後「休止期」と呼ばれる3~4ヶ月 間の休みの時期に入る。
「休止期」既存の髪の毛の下から新しい毛根生まれ、新たな「成長期」を迎え、古い毛が抜け落ちるというライフサイクルになる。

一般的に健康な成人の場合、髪の毛は約10万生えており、1日40~50本ほど抜け落ちている。
脱毛や抜け毛の増加は生活習慣の乱れやストレスといった原因で「成長期」と「退行期」のサイクルが崩れることで起こる。
さらに、20代後半から30代にかけて分泌量が高まる男性ホルモン内の「テストステロン」という成分が髪の毛の成長を後退させることが近年の研究で明らかにされた。
男性にとってはまさにダブルパンチというわけだ。

まずは不規則な生活習慣を見直すことが第一歩と言える。
最も重要なのは睡眠時間で、特に夜10時~深夜2時は細胞が活性化される「ゴールデンタイム」と呼ばれ、この時間帯の睡眠ははずしてはならない。

シャンプーって毎日したほうがいいの?

頭皮の毛穴からは常に皮脂が分泌されており、気温や湿度、日光などにより分泌量はさまざまだ。
汚いものと思われがちだが、実は細菌や外的刺激から頭皮と髪の毛を保護する働きを持っており、過度の洗浄は逆に髪のダメージや頭皮荒れなどのリスクを高める場合がある。
かといって、長期間放置してしまうと悪臭や抜け毛の原因に繋がる。

重要なのは「洗いすぎず落とし過ぎず」であり、夏場と冬場の分泌量が増える季節を除いては2日に一度ほどのシャンプーが最適とされる。

数十年前までは2日、3日に一度程度のシャンプーがスタンダードで、中には一週間に一度という家庭もあった。
1980年代後半からさまざまな家庭用シャンプーの普及により、その周期が短くなり、今や毎日のシャンプーが当たり前となった。
しかし、同時に薄毛やダメージといった髪の毛のトラブルが激増した。
原因として1日のシャンプー回数の増加(朝シャンプーを含む)と生活習慣の変化の二点があげられ、
シャンプー剤の成分が原因とも言われているが、現在では改良され、市販のものでも上質な成分が使われるようになった。
もともとシャンプーの習慣が一般的ではなかった時代と現代を比べるとトラブル件数は明らかに増加していることから、先にもあるように「洗いすぎず落とし過ぎず」が髪の毛と頭皮にとって最適と言えるだろう。

髪のダメージ、秋、冬

春、夏の紫外線、強い日差しにより、肌同様髪の毛も日焼けのような状態になり、ダメージが進行する。
それと同等に秋、冬は乾燥によるダメージにさらされる。

紫外線、湿気以上に髪の毛にとって最大のダメージ要因となるのが冬場の乾燥による「静電気」だ。
本来健康な髪の毛は適度な水分バランスにより艶のあるまとまった状態を保っている。
乾燥により潤いが奪われ、元々水分の少ない毛先のほうから乾燥が始まり、そこから電気が発生する。
これが髪の毛に帯電され、衣類との摩擦により静電気が発生する。
冬場は髪の毛のみならず頭皮までも乾燥している状態で、発生した静電気は毛根を刺激し、薄毛の原因に繋がる。
この季節にフケや抜け毛が目立つといった代表的な原因である。
いかに髪の毛を保湿できるかが冬場のダメージを防ぐポイントとなる。

冬場のバスタイムは毎日必ずトリートメント(5~10分放置)と、ドライヤー時の洗い流さないトリートメント(オイルタイプ)の2つ使いが理想的なケアである。
ドライヤーも約8割ドライで、残りは自然乾燥が髪の毛にとって最も負担を軽減する方法とされる。

オイルタイプのトリートメントは起床時、外出先など乾燥が気になるどのタイミングでも使える為、うまく活用できれば冬場の強い味方になってくる。Beautiful hair woman on white background. Portrait of asian.

ダメージランキングベスト3

カラー、パーマ、縮毛矯正、デジタルパーマと、美容室ではさまざまな施術が溢れる中、
同時に髪の毛もそれによりダメージを受ける。
初めてパーマ、カラーをする髪の毛をベースとして、それらが髪に与えるダメージをおよそのランキングにすると…

1位、ブリーチ
2位、縮毛矯正、デジタルパーマ
3位、ベーシックパーマ

まず1位のブリーチだが、これはいわゆる漂白剤のような薬で、長時間の放置は健康な髪の毛でも一度で深刻なダメージを与える。
一定の脱色作用を越えると毛が溶け始めてしまう。市販されている分、家庭での取り扱いには最も注意が必要だ。

2位の縮毛矯正、デジタルパーマは、一見対照的なものに思えるが、類似した原理を用いる。
艶が出て、むしろ綺麗になると思われがちだが、毛の内部では火傷と同じような現象が起きている為、
場合によってはブリーチ以上の損傷が起こることがあるので、美容室で必ず相談が必要だ。

3位パーマは、繰り返しかけることでダメージが進行するが、薬剤の強さを調節できることでそのダメージを最小限に抑えることができる。
デジタルパーマとの大きな違いは熱を加えない点であることから後々の毛の状態大きくかかわってくることから、デジタルパーマとのダメージの差がおおきい。