「今日はシャンプーしないでください」のワケ

「今日はシャンプーしないでください」
美容室からの帰りによく耳にするセリフだが、なぜ洗ってはならないのか皆さんは疑問に感じたことはないだろうか。

理由はズバリシンプルで、
「落ちやすくなるから」である。

パーマ、カラー施術の際は薬剤が髪の毛内部へ浸透、定着する。
これらの薬剤の成分はいずれも「アルカリ性」であり、本来「弱酸性」である髪の毛に使用すると形状を変えるほどの負荷がかかるわけで、これらは慎重に扱わなければならないのだ。

髪の毛内部に浸透した薬剤は通常「24時間~48時間」で安定すると言われ、パーマ世代と言われる60~70代が「パーマをかけてから数日は頭を洗わない」というジンクスは間違った選択ではないということだ。

次に気を付けなければならないのは、「ぬるめのお湯で流す」ということだ。

カラーの場合は「染め上がり」の状態が色素退色が最も著しい。
高温のお湯で一気に流してしまうとそれだけ色素もものすごい勢いで流れてしまう。
美容室、自宅でカラーする際のシャンプーはいつものシャワーよりぬるめ(35℃程度)の温度で流すことで急激な退色を防止する。
美容室では「ぬるめのお湯でお願いします」と頼むのも良いかもしれない。

いずれもトリートメントはお忘れなく。

朝のシャンプーっていけないの?

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一時期「朝シャンは薄毛になる?」「髪に悪い?」と話題になった。
実は、完全に無関係とはいえない。

頭皮にとって最もベストコンディションは、起床時の状態だ。
寝ている間に頭皮から皮脂が分泌され、膜をはる。
もちろん、前日の夜にシャンプーをすることと、きちんと乾かして就寝することが大前提である。

重要なのは「頭皮の皮脂は落とし過ぎず、残し過ぎず」ということだ。

しかし、これではロングヘアーの毛先まではカバーできない。
シャンプーは髪表面の汚れと皮脂を落とすが、大半の製品は本来髪に残さなければならない油分も取り除いてしまいう。
髪が長ければ長いほど、根元と毛先では油分量の差がでる。
必要なのはトリートメントだが、これは毛先だけにつけなければならない。

皮脂の分泌はある一定のサイクルで繰り返されている為、髪のトラブルを避けるにはこのサイクルを崩さない(髪にとって一番ベストなコンディションをいかに継続させる)こと、
それにあわせて油分を補助するトリートメントを必要部位のみ使い分けることが重要である。

朝のシャンプーは本来繰り返されているサイクルを乱すとされる為、実はあまりメリットがない。
健康な頭皮、髪は、油分、水分バランスが整うことで実現するもので、不規則なシャンプー、間違ったトリートメントの使用がトラブルを引きおこす可能性があることだ。