シリコンの正体

シリコンが美容製品に使われる理由は、
1、伸びがよく、さらっとした感触が得られる
2、撥水性に優れる(水をはじく)
3、無色、透明、無臭
4、光沢が得られる
5、安全性に優れる
の5大特徴からと言われ、美容製品以外にもさまざまな生活用品に用いられている。
身近な例では、ペンのグリップ、コンタクトレンズ、哺乳瓶の乳首、食品製造時の消泡剤、医療用品のカテーテルなど、使われているジャンルは実に多数ジャンルである。

現在では「ノンシリコン」と呼ばれる製品が普及し、売り上げを伸ばしていると同時に「シリコンは悪者」のような誤解が広まっている。

先にも載っているように、美容製品に用いられているシリコンは外的要因によるダメージから髪の毛を守る役割を担う。
元々人工物質であるシリコンを配合することで「オーガニック」「天然成分」といった製品からは遠ざかってしまう。
たしかにノンシリコンも髪の毛には良い。しかし、シャンプーした後の髪の毛は無防備な状態であり、「乾燥」「摩擦」「きしみ」といったダメージにさらされる。
それら「物質的ダメージ」から髪の毛を守る為にシリコンが欠かせない存在になってくる。

シリコンは「髪に悪い」ではなく、「髪を守る」といったイメージのほうが近いということだ。1407505306240

おしゃれ染めと白髪って違うの?

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現在市販されているカラー剤は大きく二種類分けられる。
それがおしゃれ染め(ファッションカラー)と白髪染め(グレイカラー)だ。

まずは白髪染めだが、これはその名のとおり白髪を染める為のもので、ブラウン、ブラックといった暗い色のみで染まり、色の幅は狭い。
白髪自体も色素沈着が弱い為、おしゃれ染めと比べると色素量が多く含まれる。
これにより、白髪染めの特徴は暗く、色の濃いカラー剤となることを覚えておこう。

次におしゃれ染めだか、これは反対に白髪が染まらない。その反面表現できる色の幅が無限に存在する。
「染まり」よりも「脱色」がメインで、白髪染めよりもダメージのリスクが高い。
一般的に10代~30代前半の世代がメインで日々新しいネーミングのカラーが生まれ、常に進化し続けている。

どちらも対照的なものだが、実は二つ共に成分自体は同じものである。
染める毛髪により分量の違いがあるだけで、「暗くする」だけならどちらを使ってもさほどの変わりはない。
同じ売り場で売られているので、勘違いして買ってしまう方も少なくない。
万が一白髪染め用の薬を選択してしまった場合、向こう半年間は通常のカラーができなくなってしまう。まずは二つのカラー剤の効果を理解した上で選ぶことが重要なのだ。

シリコンって悪い成分なの?

「ノンシリコン」このキーワードだけでそれは良いシャンプーと思う方が多のではないだろうか。

そもそもシリコンとはいったいどうゆう物なのか?
十年前ほどの出来事だが、全国の美容院である事件が起こった。

パーマ、カラー不良(かからない、染まらない)が急増したのだ。
調査の結果、当時売られていた家庭用シャンプー剤に含まれる「シリコン」
と呼ばれる成分が原因であると判明した。

パーマ、カラーの原理は毛髪内部に薬液が浸透することで起こる科学反応で、
この浸透作用を妨げているものだった。

当時のシャンプーは現在のものとは違い、洗浄がメインの、言わば台所用洗剤
と言っていいほどお粗末な製造だった。ある研究者の話では台所用洗浄と同じ成分が
使われていたという話までも…

シリコンとは汚れの再度付着を防ぐ為のコーティング剤のようなもので、
シャンプーでは艶、滑らかさ、柔軟性を出す役割を担っている。

人工物質である以上、髪にはよくないのではと思う方も少なくないだろう。
しかし、必ずしも悪い成分ではない。現在では研究が進み、当時使われていた
シリコンとかまったく別物の上質なシリコンが配合されている。

さらに、洗浄しながら、毛髪のケアまで行うシャンプー剤まで販売されている。
紫外線、乾燥、摩擦といったありとあらゆる外的ダメージから守ってくれる、
むしろ称賛すべき成分なのだ。

メディアが宣伝するようにノンシリコンシャンプーが良いとは限らないこと、
シリコンのみならず、その他の成分もネットで気軽に調べることができる。

自分自身に合った本当に良いものを選ぶことができるのだ。