シリコンが美容製品に使われる理由は、
1、伸びがよく、さらっとした感触が得られる
2、撥水性に優れる(水をはじく)
3、無色、透明、無臭
4、光沢が得られる
5、安全性に優れる
の5大特徴からと言われ、美容製品以外にもさまざまな生活用品に用いられている。
身近な例では、ペンのグリップ、コンタクトレンズ、哺乳瓶の乳首、食品製造時の消泡剤、医療用品のカテーテルなど、使われているジャンルは実に多数ジャンルである。
現在では「ノンシリコン」と呼ばれる製品が普及し、売り上げを伸ばしていると同時に「シリコンは悪者」のような誤解が広まっている。
先にも載っているように、美容製品に用いられているシリコンは外的要因によるダメージから髪の毛を守る役割を担う。
元々人工物質であるシリコンを配合することで「オーガニック」「天然成分」といった製品からは遠ざかってしまう。
たしかにノンシリコンも髪の毛には良い。しかし、シャンプーした後の髪の毛は無防備な状態であり、「乾燥」「摩擦」「きしみ」といったダメージにさらされる。
それら「物質的ダメージ」から髪の毛を守る為にシリコンが欠かせない存在になってくる。